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高知県の木材の歴史と建造物

高知県の木材の歴史

 土佐材は大阪城築城時に太閤秀吉から「日本一」というお墨付きを貰ったことで、全国に知られる銘木となりました。江戸時代の初期には大阪城や伏見城などの修築をはじめ、大きな戦乱に巻き込まれた大阪の街の復興にも多くの土佐材が使われるなど、昔から全国で広く利用されてきました。

 吉野川上流の白髪山のヒノキ、高知県東部の魚梁瀬杉をはじめ、土佐の山々から藩の御用木として幕府に献上されました。また、大阪に日本で最初の木材市場を開き、土佐藩の財政に貢献してきました。

「土佐堀」「白髪橋」など今も大阪の地名として残っています。

 

一部に土佐材が使われている歴史建造物

 知恩院・西本願寺・厳島神社・瑞光寺・清水寺・大國魂神社・宇治橋

江戸時代の献上木材

山内資料館 横山和弘 先生講演

「土佐の歴史と材木」平成27年2月21日より資料転写